S2実践投入 中間報告

で、枯らすためにというわけではないんですけど、実案件でS2使用中です。
プロジェクトは5合目ですが、中間報告を。

1.S2は易しい
 プロジェクトは3名です。S2はおろかDIコンテナのことも説明せずに進んでいました。
ただ「このdiconファイルでいろんな設定とかオブジェクトの依存関係を解決できるよ」とざっくり説明しました。
その結果、メンバーはS2もDIコンテナという言葉も知らずに、設定の追加、設定ファイルの分割、OGNL式によるオブジェクトのレジストなんかをやってのけていました。これは本当の話です。
(今はS2のこと知っています)


2.プチフレームワークが次々とできていく
 設定ファイルで遊んでいるうちに、プチフレームワークが簡単にしかも自然にできていっています。
ちなみに、設定ファイルでいい感じのものはこんなんがあります。

  • CVSファイルの入力チェックルールの登録(StrutsのValdatorのようなもの)
  • 画像生成処理の画像サイズなどパラメーターの設定
  • CSVファイルのパス名のセット

まぁ書き出してみるとたいしたことはやっていませんが、
この辺のプチフレームワーク的な仕組みを、
POJOで簡単に実現できるのはかなり素敵だと感じています。

うまく説明できませんが、「S2を使ったプロジェクトが今うまくいっている」っていうことで、ご報告までに。終わったらまた報告します。



追記:もちろん「S2を使ったからうまくいった」というわけではありません。
プロジェクトがうまくいくかどうかっていうことは、
プロジェクトを取り巻く環境や人、コミュニケーションの
問題のほうが大きいと思います。
ただし、S2が短期納期、高品質に大きく貢献しています。